昨年の洪水で生産や販売が滞った食品や小売りなどの大手企業が、今年の洪水被害の再発に備え、一時的に倉庫を借りる動きが相次いでいる。在庫を積み増すなど供給体制を維持できるようにするのが狙い。
19日付ポストトゥデーなどによると、飲料大手イチタン・グループはスイス系流通大手DKSH(タイランド)などの倉庫を借り、在庫を通常の15~20日分から1カ月半分に増やした。さらに増やすため、中部パトゥムタニ県で賃貸倉庫も確保した。
ディスカウントストア「テスコ・ロータス」を運営する英系エカチャイ・ディストリビューション・システムは、北部、東部、南部で一時的に倉庫を借り、中部やバンコク首都圏の洪水に備える体制を整えた。
化粧品直接販売のギファリン・スカイライン・ユニティーも、7~10月の契約で複数の倉庫を確保している。同社は昨年の洪水で生産子会社の中部パトゥムタニ県の工場が被災した。
(2012年9月20日 13:18)