ファミリーマートは24日、流通大手セントラル・グループのセントラル・リテール・コーポレーションと提携すると発表した。タイ事業の強化を目指し、ほぼ折半出資の合弁事業に切り替える。今後10年で店舗数を4倍の3,000店に増やしたい考え。
ファミリーマートはタイの運営子会社サイアム・ファミリーマート(サイアムFM)の持ち株会社SFMホールディングスの株式96.24%を保有しており、セントラルに約31億2,300万バーツですべて売却する。また、サイアムFMの株式を一部取得する。
これにより、サイアムFMへの出資比率は、直接・間接的な90.41%から直接的な48.20%に低下する。
一方、セントラルはファミリーマート以外の株主からもSFMの株式を取得して完全子会社化し、サイアムFMへの間接的な出資比率を50.29%とする。
一連の株式譲渡を26日に実施する予定。サイアムFMはファミリーマートの子会社から持ち分法適用会社に移行する。
ファミリーマートは1993年にタイ1号店を出店し、先月末時点の店舗数は746店。日本流の運営ノウハウをベースに、セントラルの店舗・商品開発力や物流網などを生かすことで出店ペースを加速する。
ファミリーマートのタイ事業については、総合商社バーリ・ユッカーや大手財閥サハ・パタナピブン・グループも参画に関心を示していた。同グループはコンビニエンスストア事業を強化するため、ローソンとの提携を目指している。
(2012年9月25日 14:40)