商務省が26日発表した貿易統計によると、10月の輸出額は昨年同月比15.6%増の195億2,430万ドルだった。プラスは2カ月連続。
昨年の洪水で被害を受けた輸出企業の復興、米国経済の改善、新興市場向け輸出の拡大がプラス要因となった。昨年同月に洪水の影響で輸出が鈍ったこともあり、13カ月ぶりの2けた増だった。
主要工業品は同24.3%増の124億1,700万ドルとなり、前月の伸び率8.4%を上回った。農産物・加工品は9.0%減の33億ドルとマイナスが続いたが、下げ幅は前月の22.8%から縮小した。
主要工業品では、建材が74.5%増、自動車が72.0%増、電気製品が25.2%増と好調。旅行用品・革製品・靴(3.4%減)や繊維(3.2%減)、化粧品(2.2%減)などはマイナスだった。
農産物・加工品では、ゴムが40.1%減、野菜・果物が29.1%減、冷凍エビが24.5%減と大幅に減少した。キャッサバ製品(34.7%増)やコメ(29.2%増)などはプラスだった。
仕向け先別では、ロシアが72.0%増、香港が55.9%増、オーストラリアが46.7%増、インド・中東が37.7%増、アフリカが36.4%増と好調だった。
輸入額は21.6%増の219億9,360万ドルとなり、貿易収支は24億6,930万ドルの赤字だった。
▼1~10月は0.3%増
1~10月の輸出額は昨年同期比0.3%増の1,918億6,150万ドル、輸入額は同7.2%増の2,061億1,320万ドルだった。貿易収支は142億5,170万ドルの赤字。
輸出額は主要工業品が2.4%増、農産物・加工品が11.3%減だった。
(2012年11月27日 14:05)