
乳製品大手のCP明治は3日、牛乳の高級製品「ゴールド・ラブ」を発売したと発表した。首位固めを狙い、ラインアップを強化する。低温殺菌牛乳市場で2年以内のシェア60%達成を目指す。
健康志向が強い28歳以上の女性をターゲットに高価格帯の新製品を投入した。日本の技術を使って開発し、低脂肪と豊富な栄養、血行を良くする効果などを兼ね備えた国内初の低温殺菌牛乳という。
紙パック入りで価格は200ミリリットルが14バーツ、946ミリリットルが55バーツ。既存製品も含めた年内の販促に6,000万バーツを投入する。
同社によると、昨年の低温殺菌牛乳市場は前年比18%増の55億バーツ規模。同社のシェアは55%だった。他国に比べて1人当たり消費量が少なく、市場成長の余地が大きいと同社はみている。
同社は大手財閥ジャルーン・ポーカパン(CP)グループと明治の合弁会社。牛乳やヨーグルト、乳酸菌飲料などを生産し、昨年の売上高は前年比2割増の約52億バーツ。今年は15%増の60億バーツを見込む。
中部サラブリ県の工場敷地内で新工場棟を建設しており、年内に稼働を開始できる見込み。生産能力を倍増し、主に輸出向けに増産する。現在はシンガポール、香港に牛乳を輸出し、売上高の2割を稼いでいる。
(2013年7月4日 7:46)