タイ中央銀行は19日、今年の国内総生産(GDP)伸び率の予測を4.2%と発表し、4月に予測した5.1%から引き下げた。内外需の鈍化を考慮した。来年の予測は5.0%で据え置いた。
世界経済減速の影響で減少している輸出の回復が予想以上に遅れ、民間投資や民間消費も引き続き減速すると予測。政府の総合的な治水事業の着手が遅れることも今年のマイナス要因に挙げた。
今年の消費者物価指数(CPI)上昇率の予測も2.7%から2.3%に引き下げた。原油価格下落などでインフレ圧力が低下すると予測。振れ幅の大きい生鮮食品とエネルギーを除いたコア物価指数の上昇率も1.6%から1.1%に予測を修正した。
国営タイ通信(TNA)などによると、中国などアジア諸国の需要減を考慮し、中銀は今年の輸出額伸び率の予測を7.5%から4.0%に引き下げた。来年の予測も10.0%から8.0%に下方修正した。
(2013年7月24日 11:35)