27日午前6時50分ごろ、東部ラヨン県沖のタイ湾で、国営石油PTT傘下のPTTグローバル・ケミカル(PTTGC)のパイプラインから原油が流出する事故が発生した。
国営タイ通信(TNA)などによると、原油タンカーの係留施設付近のパイプラインから原油が漏れ、約5万リットルが流出。長さ2.5キロ、幅800メートルにわたって海上に広がった。
現場は同県マプタプットの沖合20キロに位置し、タンカーから原油を積み下ろす作業中に事故が起きた。
同社は海軍などと協力し、オイルフェンスや小型船などを使って拡散防止と回収作業を急いでいる。原 油の生分解を促す分散剤も散布している。
海岸に漂着すれば深刻な影響が出ると懸念され、天然・資源環境省などが監視を強めている。同社も現場周辺の生態系に与える影響など汚染状況の調査を開始した。
(2013年7月29日 10:33)