物流サービスのSBSホールディングス(本社・東京都墨田区)は7日、タイで海外初の物流センターを建設すると発表した。日系企業を顧客に見込み、タイの提携先と設立した新会社が開発・運営する。
東部チョンブリ県のイースタン・シーボード工業団地内の用地(6万4,000平方メートル)を新会社が取得した。まず1棟目(延べ床面積1万平方メートル)を建設し、物流センターとして来年の稼働開始を目指す。
自動車関連メーカーなど日系製造業の進出が加速しているタイに新たな拠点を設け、東南アジア事業の基盤とする方針。特に日系企業の進出が多く、レムチャバン港に近い地域を建設地に選んだ。
SBSホールディングスは「日本式のオペレーションを提供する高品質な物流センターとする予定。日本品質で日系企業のニーズ獲得を目指す」としている。
物流センターを運営する新会社は「TASロジスティクス」。提携先の航空貨物のフォワーダー(貨物混載業者)、トランス・エア・カーゴ(TAC)と今年2月に設立した。
資本金は6,000万バーツ。SBSホールディングスのシンガポールの東南アジア地域統括会社SBSロジスティクスRHQが49%、TACのキーリー社長らが51%を出資した。
SBSホールディングスは2011年にインドのフォワーダー、アトラス・ロジスティクスを買収し、海外初の子会社とした。タイを含む同社の海外法人も傘下に収め、アジアでの事業展開に取り組んでいる。
(2013年8月8日 10:10)