
政府は9日、バンコク都内の国会周辺など3区に適用していた治安維持法を解除した。恩赦法案に対する過激な抗議デモを警戒して1日から適用していたが、治安情勢に問題はないと判断した。
首相府広報局などによると、反タクシン元首相派の団体「タクシン派政権に反対する人民軍」が7日に国会までデモ行進する計画だったが、参加者が少ないことなどから断念した。引き続き都内のルンピニ公園で反政府集会を開催している。
同法案は軍事クーデターが起きた2006年から11年のタクシン派と反タクシン派の対立に関連した訴追を恩赦の対象とする。最大与党・タイ貢献党の議員が提出した。タクシン氏も対象に含まれる可能性があるとみて、反タクシン派は反発している。
下院の第1読会で同法案の審議が7日に始まり、8日に賛成多数で可決された。今後は与野党議員ら35人で構成する委員会が詳細に審議する。第2読会を経て、第3読会で最終的に採決される見通し。
(2013年8月13日 9:27)