扇風機メーカーのコンパス・イースト・インダストリーは14日、北部チェンマイ県の観光施設「クム・カントーク」を買収すると発表した。観光業に参入し、事業多角化を目指す。
運営会社のタイ・ランナー・フード・アンド・カルチャーセンターから土地や建物を含めて事業を買い取り、従業員も引き受ける。買収額は3億6,400万バーツ。新たな子会社を通じて買収する。
クム・カントークは、郷土料理や伝統舞踊などを楽しめるレストランを営業し、土産物店や会議場なども備える。昨年の来場者数は約21万人。従業員は約200人。2000年に営業を開始した。
コンパスは天井に設置する扇風機の専業メーカー。買収の狙いについて、「扇風機の売り上げと利益が減少傾向にあり、より可能性が大きい事業に多角化できる」とし、北部の観光業が有望との見方を示した。
(2013年8月15日 10:16)