矢崎総業の子会社、矢崎エナジーシステム(本社・東京都港区)は、タイで電線・ケーブルの第2工場を建設し、2015年7月から稼働させる。需要が好調なため、生産能力を5割引き上げる。
現地法人のタイ矢崎電線が東部チャチュンサオ県の所有地(約22万平方メートル)に第2工場を建設する。初期投資額は約50億円。床面積1万6,000平方メートルの工場棟を建設し、従業員は約70人とする。建設用電線や通信用ケーブルを増産する。
中部サムットプラカーン県に既存工場があり、新工場の稼働により、同社の月産能力は2,500トンから3,700トンに高まる。
さらに、新工場に同規模の工場棟を2棟増設し、東南アジア向けの生産・輸出拠点とする予定。従業員は約700人まで増やす。
日本の工場と相互補完できる体制を構築し、自然災害など緊急時でも製品の供給を維持できるようにする。
矢崎エナジーシステムによると、タイ矢崎電線はタイの電線・ケーブル市場で約3割のシェアを持っている。同社を生産・輸出拠点とし、東南アジアの需要拡大に対応する。
(2013年8月19日 9:37)