ブラザー3年連続首位、モノレーザー複合機
ブラザー工業の販売会社ブラザー・コマーシャル(タイランド)は25日、昨年のモノクロレーザー複合機の市場シェアが27%となり、3年連続でトップを記録したと発表した。プリンター製品全体で今年の2けた増収を目指し、販売に力を入れる。
米調査会社IDCの調査によると、ブラザーのモノクロレーザー複合機の市場シェアは2006年から08年までトップを維持している。一方、インクジェット複合機の昨年のシェアは約14%。キヤノン、米ヒューレット・パッカード(HP)の2社に続き、エプソンと3位を争っている。
今春に発売した世界初のA3サイズ・インクジェット複合機の売り上げが好調に伸び、インクジェットのシェア拡大にも期待する。
嶋隆夫マネージングディレクターは「予想の2~3倍売れており、一時は品薄になるほどだった。6月からは供給体制も整い、今後はより力を入れていきたい」と述べた。
昨年のプリンターの売り上げは前年比10%増。今年も10~15%増を目指す。セールス&マーケティング部門のティーラウット・ゼネラルマネジャーは、目標達成に向けた3つの戦略を明らかにした。
まず、景気後退の影響が小さい中高級品市場への浸透を目指す。次に販売網の拡大。さらに、企業や教育、金融、政府の各機関などに販売対象を拡大する。
また、サービスセンターを現在の68都県142カ所から、本年度(2009年4月~10年3月)に全76都県に広げる方針。来年の予定を前倒しして進める。
嶋マネージングディレクターは「サービスセンターを全国で100%カバーしている同業者はない。価格や品質はもちろんだが、顧客サービスが最も重要だ」と自信をみせた。
(2009年6月25日 7:02)
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