タイ中央銀行が3月31日発表した経済指標(速報値)によると、2月は民間消費が落ち込み、民間投資、工業生産も減少が続いた。政情不安の影響が広がり、外国人旅行者数もマイナスに転じた。
表示 民間消費指数(PCI)の伸び率は昨年同月比でマイナス2.5%。4カ月連続のマイナスとなり、前月の1.5%より下落幅が拡大した。政情不安が個人消費に影響した。
民間投資指数(PII)はマイナス7.7%。鉱工業生産指数(MPI)はマイナス4.4%。前月に比べ、下落幅はそれぞれ0.4ポイント、1.2ポイント縮小した。PII、MPIともに11カ月連続のマイナスだった。
輸出額は2.2%増となり、2カ月ぶりにプラスに転じた。自動車や電気・電子製品、コメ、キャッサバなどが特に増加した。輸入額は18.9%減、貿易収支は2カ月ぶりに黒字となった。経常収支は4カ月連続で黒字だった。
外国人旅行者数は8.1%減の217万4,000人。マイナスは約2年ぶり。非常事態宣言などが影響し、特に中国や香港、日本、マレーシアなどアジアからの旅行者が大幅に減少した。
(2014年4月1日 9:52)