後発医薬品(ジェネリック薬)で世界大手のアクタビス(本社・アイルランド)は1日、同業のシーロムメディカルを買収したと発表した。買収額は1億ドル(約32億6,000万バーツ)。
アクタビスのビサロ会長兼最高経営責任者(CEO)は「東南アジア地域での事業拡大の足掛かりとしたい。両社の生産インフラが結び付くことで、安価な薬を幅広く提供できるようになる」と述べた。特に呼吸器や心臓血管の治療薬で強みを発揮できると期待している。
シーロムメディカルは1946年の設立。中部アユタヤ県のロジャナ工業団地に工場を持ち、ジェネリック薬を約4,400カ所の病院やクリニックなどに提供している。年産能力は6億6,000錠。15年連続で増収を記録している。国内の後発医薬品メーカーではシェア5位。
英調査会社のビジネス・モニター・インターナショナルによると、タイの製薬市場は43億ドル規模で、年間8%のペースで拡大している。2022年には90億ドル規模に達すると同社は予測している。
(2014年4月4日 9:24)