タイ商工会議所大学が3日発表した3月の消費者信頼感指数(100ポイント以上が好感)は68.8となり、前月比1.1ポイント低下した。12カ月連続で低下し、過去12年5カ月で最低となった。
表示 主要項目別の信頼感指数は、「経済全般」が58.7(前月59.7)、「雇用機会」が62.9(同63.6)、「将来の収入」が84.9(86.3)と主要3項目すべて低下した。
同大は、反政府デモや政情不安への懸念、政府のインフラ整備事業資金の借り入れ法案に対する違憲判決などがマイナス要因になったと分析。タイ中央銀行が今年の国内総生産(GDP)伸び率の予測を2.7%に、財務省が2.6%にそれぞれ引き下げたことも影響したとの見方を示した。
4日付各紙によると、調査を担当した同大経済ビジネス予測センター(CEBF)のタナワット所長は、「政情不安が解消する兆しは全く見えず、さらに消費者信頼感が悪化するだろう」と述べ、少なくとも6月まで民間消費の不調が続くと予測した。
調査は毎月下旬に全国で行われる。指数は「良い、良くなった」という回答の比率から、「悪い、悪くなった」の比率を引き、100ポイントを足して算出している。指数が100を下回るのは117カ月連続。
(2014年4月4日 9:50)