
タイ工業連盟(FTI)は8日、新会長にスパン副会長(56)を選出した。同日付で就任し、パユンサック会長と交代した。任期は4年。
9日付各紙によると、スパン氏は情報技術(IT)製品販売の台湾系シネックス(タイランド)の最高経営責任者(CEO)。任期満了に伴う会長選で、対立候補のウィシット副会長を破った。
新会長に就任後、「会員間の団結を取り戻したい」と述べ、内紛の収拾を最優先事項に挙げた。また、ソンクラーン(タイ正月)後に政情不安が高まると予想し、国内経済への影響に懸念を示した。
FTIでは大企業を中心とするスパン氏やパユンサック氏の勢力と、中小企業が中心のウィシット氏らの勢力が対立。ウィシット氏側は、先月17日に始まった会長選が公正さに欠け、無効だとして、中央行政裁判所に提訴している。
(2014年4月9日 10:05)