
コールセンター運営のトランスコスモス(本社・東京都渋谷区)は8日、電子書籍販売最大手ウックビーに資本参加すると発表した。東南アジアで日本企業のインターネット販売を支援する事業に同社を活用する。
ウックビーの増資を引き受け、10%以上を出資することで合意した。ベンチャーキャピタル(VC)事業として出資している通信持ち株会社インタッチ・ホールディングス(旧シン・コーポレーション)とともに株主となる。役員も派遣する。投資額は明らかにしていない。
ウックビーは2012月3月に設立され、会員数550万人以上。インタッチ傘下の携帯電話最大手アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)や韓国のサムスン電子などと業務提携している。タイのほか、マレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポールでもサービスを提供し、東南アジアで最大手となった。
トランスコスモスは、マーケティングや広告、データ分析、顧客対応などのノウハウやシステムをウックビーに導入し、東南アジア事業を支援する。
さらに、31カ国で日本企業のネット販売を支援する自社の「グローバルECワンストップサービス」を強化するため、ウックビーと連携する方針。東南アジア向けにウックビーの会員データなどを使った新たな物販事業を検討している。
(2014年4月9日 10:06)