
飲料大手イチタン・グループは21日、タイ証券取引所(SET)に上場した。公募価格の13.0バーツの26.9%高となる16.5バーツで初値が付き、24.6%高の16.2バーツで引けた。
新規株式公開(IPO)で新株3億株を公募し、39億バーツを調達した。第2工場の建設などに活用する。株式の額面は1バーツで、資本金は13億バーツに増えた。
同社は緑茶飲料最大手でシェア42%。創業者のタン会長兼最高経営責任者(CEO)は、シェア2位のオイシ・グループの創業社長だったが、2010年9月に取締役と社長を退任すると同時に、新会社の設立を発表。11年5月に緑茶飲料市場に参入し、オイシを超えるトップ企業に成長させた。
オイシでは06年に保有株を酒造最大手タイ・ビバレッジに売却した後、経営をめぐる確執があったと報じられていた。
イチタンの昨年の売上高は前年比46%増の65億3,180万バーツ。ペットボトル入り飲料の年産能力は6億本。第2工場を年内に建設し、10億本に引き上げる。
22日付各紙によると、タン会長兼CEOは「会社設立から5年以内の上場を目標としてきたが、3年8カ月と17日で実現できた。2年以内の売上高100億バーツを目指したい」と述べた。
(2014年4月22日 9:25)