素材最大手サイアム・セメントは4月30日、ラオスでセメント工場を建設する計画を発表した。投資額は100億バーツに上る見込み。
同国の中部カムムアン県で建設し、2017年第2四半期に生産を開始する計画。年産能力は180万トン。同国などメコン川流域国の需要増に対応する。今年の同国の需要は280万トンとなり、今後10年は年間5~10%のペースで増加すると予想している。タイの周辺国では、カンボジアにもセメント工場を設置している。
また、子会社の紙・パルプ大手SCGペーパーがグラシン紙の生産を開始する計画も明らかにした。投資額は18億2,500万バーツ。西部ラチャブリ県の工場に年産能力6万トンの設備を導入し、16年初頭に生産を開始する。
グラシン紙は食品包装やラベルなどに使われる半透明の薄い紙で、タイや東南アジアで需要が伸びている。本格的な生産は同社が東南アジア初になるという。
サイアム・セメントが同日発表した連結決算は、売上高が昨年同期比11%増の1,217億6,500万バーツ、純利益が同5%減の83億8,100万バーツだった。
(2014年5月2日 9:16)