小型モーターを製造する香港のジョンソン・エレクトリック(徳昌電機)は、中国での人件費高騰やタイの顧客増を受けて、タイ工場の設置を計画している。中国を除くアジアの生産・輸出拠点としたい考え。
20日付クルンテープ・トゥラキットによると、投資額は100億バーツ、日産能力は30万個を予定。すでに投資委員会(BOI)に事業認可を申請した。
中国人労働者の賃金はタイの50%から90%まで上昇しているという。タイ工場設置による輸送費の削減も期待している。
タイでは日系、欧州系の自動車部品メーカーを中心に販売しており、年間売上高は1,000万米ドル。
チャンチャイ工業相はBOIに対し、60日以内に同社の投資事業を認可するよう指示した。
ジョンソン・エレクトリックは1959年の設立。82年に生産拠点を香港から深センに移転した。自動車部品のほか、電動工具や家電などのモーターなども生産している。2009年度(08年4月~09年3月)の連結売上高は18億2,800万米ドル、うち自動車部品は9億500万米ドルだった。
(2009年7月20日 9:01)