空港運営の国営エアポーツ・オブ・タイランド(AOT)のセリラット社長はこのほど、空港の利用者が減少していることから、事業多角化による収入増を目指すと明らかにした。
27日付クルンテープ・トゥラキットによると、新バンコク国際空港(スワンナプーム空港)では、空港北側の遊休地9万6,000平方メートルをコミュニティーモールとして開発する計画。空港の従業員と周辺地域の住民をターゲットに、飲食店、自動車向けサービスセンター、スパなどを併設する。投資額は2億バーツ。
このほか、大手私立病院の分院、ホテル、オフィスなどを入居させる複合施設も開発したい考え。
一方、スワンナプーム空港の拡張工事は延期する。
同社長によると、本年度9カ月間(2008年10月~09年6月)の旅客便数は前年度同期比16.4%減少した。国際線利用者は20.7%減、国内線利用者は16.1%減だった。
同社長は、世界的な景気後退と新型インフルエンザの感染拡大が重なったことが旅客減の要因と分析。「新型肺炎SARSや鳥インフルエンザ発生時より、落ち込みが激しい」と述べた。
(2009年7月27日 10:57)