
西濃運輸を中核とするセイノーホールディングス(本社・岐阜県大垣市)は26日、大手財閥サハ・グループとバンコク都内で合弁事業の合意書を締結した。タイを中心とする東南アジアで物流サービスを開始する。
生産拠点や消費地としてタイで物流需要が伸びている上、東南アジア域内の物流も活発化するとみて進出する。まずタイで合弁会社によるトラック輸送を開始し、近隣国にもサービス地域を広げていく方針。両者の協力により、高品質で低料金のサービスを目指す。
サハ・グループの物流会社にセイノーが出資して合弁会社とし、8月24に業務を開始する予定。社名は「セイノー・サハ・ロジスティクス」とする。資本金は2,000万バーツ。出資比率はセイノー・グループが51%、サハ・グループが39%、その他が10%。東部チョンブリ県シラチャーに本社を置き、当初の従業員は約340人となる。
東南アジアの主要物流会社となる目標に向け、顧客基盤の拡大に取り組む。混載輸送や顧客を巡回して集荷するミルクランも手掛ける。国際貨物はセイノーの提携先の独物流大手DBシェンカーのネットワークも活用する。
(2015年6月29日 9:51)