
トヨタ自動車が昨年8月に設立したトヨタ・モビリティ基金と国立チュラロンコン大学は23日、バンコク都心の交通渋滞緩和を目指す事業「サトーンモデル」の取り組みを都内で発表した。
民間企業や警察などと協力し、都心のサトーン通りと周辺を中心にモデル事業を進めている。マイカー通勤者に公共交通機関に乗り換えてもらうパーク・アンド・ライド方式やシャトルバスの導入、信号サイクルの最適化などに取り組んできた。これまでに約70社が協力を表明しており、さらに民間企業や教育機関、市民などに参加を呼び掛けている。
タイ国トヨタ自動車(TMT)の棚田京一社長は「より多くの人々が参加し、渋滞を解消するための大きな運動になるだろう」と述べた。
同基金は初の助成金として、今年4月から来年末までの「サトーンモデル」支援のため約1億1,000万バーツを助成する。都内全域に事業を広げる計画を策定し、タイ政府に提案する方針。
(2015年11月24日 9:32)