
キヤノンの販売会社キヤノン・マーケティング(タイランド)は11月30日、インクを補充できるインクタンクを搭載したインクジェットプリンターを発表した。需要が伸びており、来年のシェア40%を目標に参入する。
これまでは交換式のインクカートリッジを搭載した機種を販売してきたが、アジアではコストに優れるインクタンクの搭載機種の人気が高く、タイでも年内に発売する。これまでにキヤノンは中国、インド、マレーシアで投入した。
「G1000」など「ピクシマ」シリーズの3機種をそろえ、価格は4,390~6,490バーツ。モノクロ印刷の場合、補充用インク1本で最大6,000枚を印刷できる。印刷枚数が多い中小企業や個人をターゲットに販売し、月間6,000台の販売を目指す。プリンターはベトナムから、インクは日本から輸入する。
昨年はインクジェットプリンター市場でシェア55%を獲得し、15年連続で首位だったが、今年はシェアが低下しており、インク補充式の投入で回復を狙う。
今年の市場規模は100万台となり、インク補充式が24万台まで増える見込み。1~9月のキヤノンのシェアは40%。2位はセイコーエプソン(29%)、3位は米HP(17%)、4位はブラザー工業(11%)という。
(2015年12月1日 10:17)