タイ中央銀行が11月30日発表した経済指標(速報値)によると、10月は民間消費や民間投資が引き続きプラスだったが、工業生産や輸出は落ち込みが拡大した。景気回復は依然として緩やかなペースにとどまった。
表示 民間消費指数(PCI)の伸び率は昨年同月比で2.2%。非耐久消費財の消費が振るわず、前月より0.8ポイント低下した。
民間投資指数(PII)の伸び率は1.5%となり、前月より0.2ポイント上昇したが、内外需の不調を反映し、引き続き低水準だった。
工業生産指数(MPI)の伸び率はマイナス4.2%。下落幅が前月より3.8ポイント拡大した。設備稼働率は60.4%に前月比で1.0ポイント低下した。
輸出額は昨年同月比8.0%減となり、下落幅が2.6ポイント拡大。輸入額も21.3%減にとどまり、貿易収支は21カ月連続の黒字だった。外国人旅行者数は1.0%増の222万9,000人。経常収支は13カ月連続で黒字だった。
(2015年12月1日 10:20)