
育児用品大手ピジョン(本社・東京都中央区)の子会社ピジョン・インダストリーズ(タイランド)は2日、母乳パッドの新製品「ハニーコム(HoneyComb)」の生産を開始したと発表した。
東部チョンブリ県のアマタナコン工業団地内の工場に1億3,500万バーツを投じて生産ラインを新設した。年産能力は6億枚から10億枚に増えた。
新製品は従来品や他社製品に比べて早く母乳を吸収できるのが特徴。65グラムの水分を吸収する時間は52秒と、市場平均の1分35秒より大幅に短い。12枚、30枚、60枚、120枚入りの4種類を用意した。
製品の97%は輸出向けで、米国や欧州、日本などの25カ国に向けて出荷する。
米国ではピジョンの母乳パッドが市場シェア1位。タイではまだ母乳パッドの普及が進んでいないことから、衛生面での利点などをアピールして製品の認知度を高めたい考え。今年のタイの母乳パッド市場は7,000万バーツ規模という。
同社は1996年に設立され、主に輸出向けに育児用品を生産している。今年の売上高は昨年比10.6%増の18億6,500万バーツの見込み。来年は20億バーツに達するとみている。
(2015年12月3日 9:53)