
独系BMWグループ(タイランド)は26日、完成車の中国向け輸出を開始したと発表した。アジアの生産・輸出拠点として東部ラヨン県の工場を増強しており、部品調達拠点の設置も計画している。
傘下のBMWマニュファクチャリング(タイランド)がアマタシティー工業団地内の工場で組み立て生産した多目的スポーツ車(SUV)「X3」「X5」を中国に輸出する。同工場で生産する完成車を東南アジア以外に輸出するのは初めて。
同工場は自動車の「BMW」「ミニ」、バイクの「BMWモトラッド」の3ブランドを1カ所で生産する世界で唯一の工場。輸出を拡大するため、今年初頭までの約半年間で11億バーツを投じ、自動車の年産能力を2万台に倍増、バイクも1,000台から1万台に引き上げた。従業員は約900人に倍増した。今年も4億8,800万バーツを投じて生産能力を拡大する計画。プラグインハイブリッド車(PHV)の生産開始も予定している。
また、東南アジアで部品を調達し、世界の工場に供給する部品調達拠点「BMWグローバル・パーチェシング・オフィス」もタイに設置する。タイでは現在、年間40億バーツ相当の部品を調達している。
(2016年4月28日 6:20)