プラウィット副首相兼国防相は30日、マレー半島を横断し、タイ湾とアンダマン海を結ぶ運河の建設計画について、認めない考えをあらためて示した。
タイ公共放送サービス(TPBS)などによると、マラッカ海峡を経由する現在の貨物航路を大幅に短縮できるため、数十年前から運河の構想があり、軍政が設置した国家改革推進議会のメンバーがこのほど、プラユット暫定首相に建設計画を提案した。これを受け、同相は「賛成派と反対派がおり、争いを避けるには何もしない方がいい。マラッカ海峡まで少し遠回りすれば済むことだ」と述べた。
同議会のメンバーの提案では、運河はタイ湾側の南部ソンクラー県とアンダマン湾側の南部クラビー県を結び、全長135キロ。経済活性化につながると強調している。
(2016年5月31日 7:39)