長距離バスを運行するタイ国営トランスポートは、本年度(2015年10月~16年9月)決算で約1億バーツの赤字を計上し、赤字転落する見通しを明らかにした。
28日付バンコクポストによると、ノパラット社長代行は「格安航空との競争が激しくなっており、複数の路線で乗客数が激減している。赤字は免れない」と述べた。年初には運賃20%引きなどのキャンペーンを実施したが、乗客数は回復しなかったという。
同社はリース車両を600台から571台に減らし、運行本数も削減。利益の維持を目指しているが、燃料費の上昇も経営を圧迫しているという。現在の営業損失は3億バーツに達した。
一方、7月から北部ナーン県~ラオス北部サイニャブリ~ルアンパバーン路線の運行を開始することも明らかにした。運賃は680バーツ。同社が運行する国際バスは15路線に増える。
同社の昨年度の決算は、売上高が43億9,881万バーツ、純利益が1億6,745万バーツだった。
(2016年5月31日 7:40)