アピサック財務相は29日、バーツ高の進行が輸出に悪影響を与える恐れがあるとの見方を示した。財界からもバーツ高の抑制を求める声が相次いでいる。
30日付各紙によると、同相は「バーツ高は進みすぎている。タイ中央銀行が適切な水準に保つべきだ」と述べた。
対ドル・バーツ相場は先月半ばから1ドル=34バーツ台となり、30日の銀行間平均相場は1ドル=34.579バーツだった。
一方、商工会議所連盟(BOT)のサナン副会長は、中銀のウィラタイ総裁にバーツ高抑制を要望する方針を明らかにした。1ドル=34.5バーツを割り込まない水準で安定させるよう求める。
輸出企業が加盟するタイ荷主協議会(TNSC)のノッポン会長も、さらに輸出が落ち込まないように、中銀が1ドル=34.5バーツ以上に維持すべきと訴えている。
(2016年8月31日 7:51)