タイ中央銀行が8月31日発表した経済指標(速報値)によると、7月は民間消費が減速し、工業生産や輸出はマイナスに転じた。観光業は好調だったが、景気回復のペースが鈍化したと中銀は分析した。
表示 民間消費指数(PCI)の伸び率は昨年同月比で2.4%にとどまり、前月の3.4%から低下。農家の所得は改善したが、2カ月連続で伸び率が低下した。
工業生産指数(MPI)の伸び率はマイナス5.1%。前月の1.4%からマイナスに転じた。自動車やゴム・プラスチック製品、家電、繊維・衣料などの生産が減速した。設備稼働率は62.3%に前月比で4.4ポイント低下した。
民間投資指数(PII)の伸び率も昨年同月比で0.8%にとどまり、前月の0.9%からやや低下した。
輸出額は4.5%減となり、2カ月ぶりのマイナス。輸入額も8.6%減にとどまり、貿易収支は30カ月連続で黒字。外国人旅行者数は10.8%増の294万6,286人と高水準が続き、経常収支も22カ月連続で黒字だった。
(2016年9月1日 7:13)