
住友商事の現地法人サミット・キャピタル・リーシングは7日、消費者金融事業に参入したと発表した。高所得者をターゲットに無担保融資を開始した。
当初はバンコク首都圏の高所得者に的を絞り、最大100万バーツを貸し付ける。返済期間は12~60カ月と長めに設定。6月半ばに電話で営業を開始し、予想以上に融資が好調という。来年3月末までの貸付残高の目標を3億バーツに設定し、すでに1億バーツを突破した。
個人向け無担保融資の需要が伸びると予想。中でも消費が活発な一方、貸し倒れリスクが低い高所得者に当初のターゲットを絞った。これまで同社はバイク割賦販売などを手掛けており、顧客層も拡大できると見込む。
ウィチット最高経営責任者(CEO)は「銀行の個人向け融資が低迷している一方、ノンバンクの融資は好調。需要が伸びており、市場成長の余地がある」と述べた。
タイの日系企業では、日本のイオンフィナンシャルサービスやアコムの現地法人などが消費者金融事業を展開。アイフルも昨年9月にタイ市場に参入した。
(2016年9月8日 7:19)