タイ発電公団(EGAT)のサハラット副総裁は、発電燃料として液化天然ガス(LNG)の輸入を開始する計画を明らかにした。独自のLNG受け入れ基地などを整備する。
9日付バンコクポストによると、タイ湾にLNG受け入れ基地となる浮体式貯蔵・再ガス化設備(FSRU)を設置し、パイプラインを敷設。バンコク首都圏にある同公団の天然ガス火力発電所2カ所に供給する。LNGは中東企業との長期契約などで確保する。事業費の見積もりは終わっていないが、技術面や経済性に問題はないと判断した。5年以内に操業を開始できる見込み。すでにエネルギー省に計画を提案した。今月中に承認されるとみている。
タイ湾の天然ガスの減少や電力需要の増加により、LNG輸入の必要性が高まる見通し。現在は国営石油PTTだけが手掛けており、競争関係にはならないとみている。
(2016年9月9日 7:10)