国営石油PTT傘下のPTTグローバル・ケミカル(PTTGC)は13日、クラレと住友商事の2社とブタジエンを原料とする樹脂の合弁生産を検討する合意書に調印した。
現在の構想では、東部ラヨン県マプタプットのヘマラート・イースタン工業団地内に工場を建設し、合弁会社が2020年後半に稼働を開始する。自動車部品や電気・電子部品などに使われる耐熱性に優れたポリアミド樹脂と、ゴムのような弾力性を持ち、幅広い用途がある熱可塑性エラストマーを生産する。年産能力はそれぞれ1万3,000トン、1万6,000トン。PTTGCが原料のブタジエンを供給する。3社は今後、事業化調査を進め、来年後半に結論を出す。
これと並行し、クラレは独自にイソブチレンを使ったポリウレタン原料の生産も検討する。PTTGCからイソブチレンの供給を受け、合弁会社の工場敷地内で生産する。
(2016年9月14日 7:03)