通信衛星事業のタイコムは20日、新衛星の製造・打ち上げを中国国有の中国長城工業集団に発注したと発表した。
契約額は2億800万ドル(約72億8,000万バーツ)。2019年末に完成する見通し。高周波数帯「Kaバンド」の中継器(トランスポンダー)を搭載し、アジア向けのサービスに利用される。耐用年数は15年。中継器の前払いのレンタル料を投資に充てる。
中国企業に発注するのは初めて。これまでは米、仏企業に発注していた。中国長城工業集団は中国の宇宙開発の中核企業、中国航天科技集団の傘下企業。
タイコムは国内で唯一、通信衛星事業を手掛けている。今年5月に8基目となる新衛星「タイコム8」の打ち上げに成功した。
(2016年10月21日 7:00)