関西電力は20日、中部アユタヤ県のロジャナ工業団地内で合弁会社ロジャナ・パワーが新たな発電所を建設すると発表した。出力は105メガワット(MW)。来年半ばに営業運転を開始する。
タイ発電公団(EGAT)に電力を販売するとともに、同工業団地の入居企業に電力、蒸気を販売する。天然ガスを燃料に使い、ガスタービンと蒸気タービンを併用して効率を高めるコンバインドサイクル(複合火力)方式を採用する。すでに同工業団地の第8期エリアで着工した。
ロジャナ・パワーは同工業団地内で第1、第2発電所を稼働させており、第3発電所として建設する。稼働後の合計出力は474MWとなり、270MWを同公団に、残りを入居企業に供給する。
ロジャナ・パワーには、同工業団地を開発・運営するロジャナ工業団地が41%、関電のオランダの完全子会社ケーピック・ネザーランドが39%、日鉄住金物産が20%を出資している。
関電は「これまで培ってきた発電所の運転・保守の技術・ノウハウを活用することで、多くの日系企業が進出するロジャナ工業団地の生産活動を電力と蒸気の安定供給で支えていく」としている。
(2016年10月21日 7:01)