素材最大手サイアム・セメントは23日、ホンダ系の自動車部品メーカー、武蔵精密工業(本社・愛知県豊橋市)のタイ現地法人から出資を引き揚げると発表した。
現地法人ムサシオートパーツの株式の21%を保有しており、すべて売却することで武蔵精密工業と合意した。売却額は9億7,000万バーツ。売却理由は明らかにしていない。
ムサシオートパーツは1987年、武蔵精密工業やホンダの現地法人APホンダを含む5社の合弁会社として設立された。中部パトゥムタニ県のナワナコン工業団地と東部プラチンブリ県の304工業団地に工場があり、自動車・バイク用のギアなどを生産している。
サイアム・セメントによると、ムサシオートパーツの昨年度の売上高は56億1,600万バーツ、純利益は4億3,900万バーツ、資産は60億6,400万バーツだった。
(2016年12月26日 7:16)