東洋紡は12月28日、大手財閥サハ・グループと自動車エアバッグ用の基布の生産会社を設立すると発表した。需要増を見込み、生産体制を強化する。
新会社の「東洋紡サハ・セーフティー・ウィーブ」を中部サムットプラカーン県で1月中に設立する予定。資本金は10億バーツ。東洋紡が75%、サハが25%を出資する。
東洋紡がタイの織布工場としているサハ傘下のエラワン・テキスタイルの同県の工場からエアバッグ用基布の織布工場を分離し、3月から新会社が運営する体制とする。さらに、設備投資により生産能力を倍増する。
東洋紡は日本、タイ、中国、米国にエアバッグ素材の生産拠点があり、4月以降の4年間で100億円を投じて生産能力を増強する計画。まずタイで着手する。
また、2014年にインド系化学大手インドラマ・ベンチャーズと共同で買収したドイツの繊維大手PHPファイバーズと協力し、欧州での拠点設置も検討する。
(2017年1月4日 7:03)