プラユット暫定首相は10日、ワチラロンコン新国王の指示に従い、新憲法案を一部修正すると明らかにした。これにより、新憲法に基づく総選挙が来年にずれ込むことがほぼ確実となった。
11日付各紙によると、新憲法案は昨年8月の国民投票で承認され、国王の署名を経て、今月中にも公布される見込みだった。新国王は、政治的危機の際の役割や摂政の任命など国王の権限に関わる条項の修正を指示したもよう。暫定首相は3~4カ所の修正を指示されたと説明したが、詳細は明らかにしなかった。
新憲法案の修正により、民政復帰に向けた総選挙は数カ月遅れる見通しとなった。暫定首相は総選挙が早くても来年初頭になるとの見方を示した。これまでは年内に実施する方針だった。
(2017年1月11日 7:00)