タイ中央銀行が2月28日発表した経済指標(速報値)によると、1月は工業生産や輸出が伸び、外国人旅行者数もプラスを維持した。民間消費や民間投資は低調だったが、景気回復が着実に進んだと中銀は分析した。
表示 工業生産指数(MPI)の伸び率は前年同月比で1.3%となり、前月の0%から上昇。自動車や集積回路(IC)、化学品などの生産が増加した。輸出向けの増産が目立った。設備稼働率も60.5%に前月比で2.0ポイント上昇した。
民間消費指数(PCI)の伸び率は前年同月比で1.3%となり、前月の2.9%から低下。民間投資指数(PII)の伸び率もマイナス1.4%にとどまり、前月のマイナス1.1%から低下した。
輸出額は8.5%増加し、3カ月連続のプラス。輸入額も11.5%増加したが、貿易収支は36カ月連続で黒字。外国人旅行者数は6.5%増の319万7,000人、2カ月連続のプラスとなった。経常収支は28カ月連続で黒字だった。
(2017年3月1日 6:54)