
三菱電機は17日、東部チョンブリ県でエレベーターの新試験塔が完成したと発表した。6月に稼働を開始し、海外向け機種の研究開発(R&D)強化を図る。
昇降機を生産する完全子会社の三菱エレベーターアジアが、アマタナコン工業団地にある本社工場の敷地内に建設した。高さは15階建て相当の68.3メートル、面積は287平方メートル。新興国などの市場ニーズの変化に対応し、高速機種まで試験できるようにした。試験の期間短縮やコスト削減も可能となった。
同社は昨年5月に新工場の稼働を開始し、エレベーターの年産能力を約1.5倍の2万台に引き上げた。新試験塔と合わせた投資額は7億1,000万バーツ。エレベーターの販売拡大に向け、開発・生産体制を拡充した。
同社は海外市場向けエレベーターの中心的な生産拠点。従業員は約2,600人。海外の需要増や多様なニーズに対応するため、2015年にR&Dセンターを併設した。
(2017年4月18日 6:37)