
衛生陶器大手のTOTO(本社・北九州市小倉北区)は4月28日、タイで新工場を建設すると発表した。投資額は約93億円。生産・輸出拠点としてタイの拠点を拡充する。
現地法人TOTO(タイランド)が中部サラブリ県のヘマラート・サラブリ工業団地にある本社工場の敷地内に第2工場を建設する。5月に着工し、2019年4月の本格稼働を目指す。
新工場を衛生陶器の量産工場と位置付け、腰掛け式の便器と洗面器を中心に生産する。延べ床面積は約6万8,000平方メートル、年産能力は約42万個を予定している。
既存工場は2012年に稼働を開始し、主に輸出向けに生産している。新工場の設置により、生産能力は約2倍となる見込み。アジアで生産体制強化に取り組んでおり、ベトナムでも来年3月に新工場稼働を予定している。
同社は素材最大手サイアム・セメントとの合弁会社として09年に設立され、TOTOは13年に合弁事業を解消。シンガポール子会社が株式を買い取り、完全子会社とした。
(2017年5月2日 6:57)