タイ中央銀行は15日、第1四半期末の国内銀行の不良債権比率が2.94%となり、前期末比で0.11ポイント上昇したと明らかにした。不良債権残高は約4,050億バーツだった。
16日付各紙によると、中小企業向け融資の不良債権比率が4.48%と高く、0.15ポイント上昇した。個人向け融資の不良債権比率も2.82%に0.11ポイント上昇。住宅ローンの焦げ付きが増えた。
一方、第1四半期の貸出残高は昨年同期比2.8%増となり、前期の伸び率2.0%を上回った。
中銀は、第1四半期は景気回復の初期段階にあると指摘。景気回復の本格化に伴い、融資の伸び率が高まるとともに、不良債権比率は低下していくと予測している。
(2017年5月17日 6:47)