インキ世界最大手のDIC(本社・東京都中央区)は22日、国営石油PTT傘下のPTTグローバル・ケミカル(PTTGC)の完全子会社にポリスチレンの生産を委託したと発表した。
PTTGCが100%出資するポリスチレンメーカー、タイ・スチレニクスが受託生産を今年初頭に開始した。
ポリスチレンは食品包装材や建材を中心に幅広く使用され、アジアで需要が高まっていることから、DICはアジアでの販売拡大を目指し、日本に次ぐ生産拠点を確保した。リスク分散にもつながるとみている。
DICが得意とする薄型・軽量化が可能な高付加価値製品を生産してもらい、需要の取り込みを狙う。DICのアジアの拠点を販売に活用し、顧客の要望に迅速に応えられる体制とする。
タイ・スチレニクスは2008年に東部ラヨン県で設立され、資本金は1億9,000万バーツ。工場の年産能力は9万トン。「ダイアレックス」ブランドでポリスチレン製品を販売している。
(2017年5月23日 6:47)