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屋根の防水や補修などを手掛けるトヨコー(本社・静岡県富士市)は9日、タイで屋根の補修事業に参入すると発表した。9月の事業開始を目指している。
昨年7月に現地法人のトヨコー(タイランド)を設立した。日系企業を主要顧客に見込み、製造業の工場、物流各社の倉庫、コンドミニアムなどの老朽化した屋根の補修を行う計画。独自開発した「SOSEI(蘇生)」工法を採用する。
スレートや金属が老朽化した屋根に、3層の特殊樹脂を吹き付けることで、防水、断熱、補強、防音、結露対策などの効果が得られるという。日本では工場などで延べ92万平方メートルに施工した実績を持つ。
タイには日系企業が多く進出している上、強い日差しや雨期の激しい降雨などにより屋根の劣化が早く進むことから、需要が見込めると判断した。
事業開始に先駆け、今年2月には米系ダウ・ケミカル・タイランドが東部ラヨン県で実施した低所得者向け住宅支援事業に参画。同社から調達した原材料を使用し、建設中の屋根にSOSEI工法で施工した。
(2020年6月10日 9:27)