製糖大手タイ・ルンルアン・シュガー・グループは、日本の技術を使ったバガス(サトウキビの搾りかす)を原料とするエタノールの本格的な生産について慎重に検討している。
13日付バンコクポストなどによると、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などと協力し、傘下の工場で試験生産に成功した。価格が高騰するサトウキビの糖蜜に代わる原料として、バガスの利用価値は大きいとみている。商業生産に踏み切る場合は新工場を建設する。投資額は10億~20億バーツ規模に上る見通し。
ただ、生産工程での不純物混入防止が困難なことや、原油安の影響で燃料用エタノールの需要が伸びない可能性があることから、商業生産には慎重な姿勢を示している。
(2017年6月14日 6:52)