投資委員会(BOI)は28日、国営石油PTT傘下のPTTグローバル・ケミカル(PTTGC)とクラレ、住友商事の3社による大型事業2件を支援する方針を決定した。投資総額は200億バーツ超という。
計画では、3社は東部ラヨン県のヘマラート・イースタン工業団地に工場を建設し、ブタジエンを原料とする樹脂の合弁生産を開始する。
自動車部品や電気・電子部品などに使われる耐熱性に優れたポリアミド樹脂と、ゴムのような弾力性を持ち、幅広い用途がある熱可塑性エラストマーを生産する計画。BOIによると、2件の投資が実現すれば、国内の原料調達額は年間28億バーツ、輸出額は同80億バーツに達する見通し。
ヒランヤ長官は「いずれもタイ国内での生産は初めてとなる。自動車や医療機器など国内で生産される製品の付加価値が高まる」と期待を示した。
(2017年6月30日 6:33)