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盤谷日本人商工会議所(JCC)が8月28日発表した「賃金労務実態調査」によると、日系企業の今年の昇給率(中央値)は製造業が4.2%に前年比で0.1ポイント低下し、非製造業も4.5%に0.5ポイント低下する見通しとなった。
JCC会員企業を4月に調査し、製造業286社と非製造業277社の計563社が回答。今年の昇給率の実績と見込みを合わせて集計した。まだ新型コロナウイルスの影響はほとんど反映されていないが、景気減速が影響し、「前年より上げる」との回答は製造業で12.4%、非製造業で8.1%にとどまった。
初任給(基本給と諸手当、月額、中央値)は、製造業の高卒ワーカーが1万1,500バーツ、大卒事務職が1万7,000バーツ、大卒技術職が1万9,350バーツ。非製造業の大卒営業職は2万バーツ。
昨年の平均賞与(中央値)は、製造業が3.4カ月、非製造業が2.5カ月で、それぞれ前年比で0.2カ月減、横ばいだった。
前年と比べた従業員数は、製造業では「減った」が50.4%で最も多く、非製造業では「変わらない」が45.1%で最も多かった。
また、労働組合が結成されている企業は、製造業の32.2%、非製造業の3.1%。過去1年間の労使紛争の発生件数は、製造業が2件、非製造業が9件だった。
一般社員の定年退職年齢は55歳が最も多く、製造業で47.4%、非製造業で65.2%に上った。独自の退職金制度や退職者向け準備基金(プロビデント・ファンド)を導入している企業は、製造業で59.9%、非製造業で91.0%だった。
(2020年8月31日 9:29)