| 経済 | 自動車・バイク | 電気・電子・IT | 金属・その他製造 | 農水・食品・医薬 | 流通・サービス |
| 金融・証券 | 運輸・インフラ | 建設・不動産 | 政治 | 社会・労働 |

政府は1日、プリーディー財務相が2日付で辞任すると発表した。内閣改造で初入閣し、3週間前に正式に就任したばかりだった。
新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けている経済の立て直しが急がれる中、要となる経済閣僚の起用失敗はプラユット首相に大きなダメージとなりそうだ。
2日付各紙によると、プリーディー氏は8月31日に首相に辞表を提出した。健康上の理由で辞任すると説明したが、サンティ副財務相とのあつれきが辞任の原因とみられている。財務省幹部の人事をめぐり激しく対立していた。
プリーディー氏は元カシコン銀行頭取で非議員。首相が入閣を求めて交渉し、財務相に抜てきしていた。政治経験がなく、就任当初から財務相としての手腕を疑問視する声が出ていた。
親軍派の最大与党・国民国家の力党では、サンティ氏らタクシン元首相派から離脱して合流したベテラン政治家らのグループが勢力を強め、プラユット政権の不安定要因となっている。
このグループの圧力を受け、7月にソムキット副首相やウタマ財務相ら閣僚4人が辞任。先月の内閣改造のきっかけとなった。
(2020年9月2日 8:56)