暫定政府は1日、アルコール飲料とたばこの物品税率引き上げを閣議決定した。低所得層の高齢者給付金を増額するのが目的。財務省が提案した。
首相府広報局などによると、税率を一律2.0ポイント引き上げる。現行税率はアルコール飲料が25~60%、たばこが10~87%。年間40億バーツの税収増が見込まれ、すべて低所得層の高齢者給付金に充てる。
高齢者基金を設立し、2.0%分の税収を活用することを定めた新法を制定する。暫定国会の国民議会などの承認を得て、来年に新法施行と税率引き上げが実施される見通し。
高齢者給付金は60歳以上の国民(公務員OB除く)の約800万人に支給している。月額は年齢に応じて600~1,000バーツ、総額は年間約700億バーツ。
(2017年8月3日 6:19)