盤谷日本人商工会議所(JCC)が2日発表した日系企業の景気動向調査によると、今年の業況感指数(DI)は改善が続く見通しとなった。2017年度に増収を見込む企業も62%に増加した。
表示 JCC会員企業を5~6月に調査し、594社が回答した。DIは前期に比べて業況が「上向く(上向いた)」との回答比率から、「悪化する(悪化した)」との回答比率を引いた値。業況が改善した企業が多いとプラスになる。
プミポン前国王死去の影響もあったが、昨年下半期(実績)のDIはプラス15となり、前期のプラス9から改善した。プラスは2期連続。さらに、今年上半期(見通し)のDIはプラス20に、下半期(見通し)のDIはプラス26に上昇し、業況の改善が続く見通しとなった。特に自動車や建設などの業種で大きな改善が見込まれる。
17年度の売上高が「増加する」と回答した企業の比率は62%となり、昨年度より8ポイント上昇する見通し。税引き前損益で黒字を見込む企業も78%に上り、3ポイント上昇する見通しとなった。
また、経営上の問題点(複数回答可)では、「他社との競争激化」との回答が71%で最多。タイ政府への要望(同)は、「関税や通関に関わる制度や運用の改善」が51%で最も多かった。
(2017年8月3日 6:20)